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『古事記』とは(原典)

古事記とは、現存する日本最古の歴史書です。
内容は日本の神話や歴史などが書かれていて、上巻・中巻・下巻で構成され、上巻と中巻までは神話や伝説が中心となっています。
上巻では・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地球誕生から始まって、次々に神さまが現れ、最後に、イザナギ(男)とイザナミ(女)が現れます。
この二人が、日本の島々を創ったと書かれています。
二人は出来たばかりの島に降りて、結婚をし、国土(島)をどんどん生んでいきました。
国を生み終わると、神をどんどん生んでいきましたが、イザナミは、火の神を生んだことで具合が悪くなり、

ついには亡くなってしまいます。
イザナギは、死者の国である黄泉国(よみのくに)へイザナミを追って行きますが、

恐ろしい姿に変わったイザナミを見て、逃げ帰ってきます。
イザナギが、黄泉国の穢れを払うために、

左目を洗うとアマテラスが、右目を洗うとツクヨミが、鼻を洗うとスサノヲが生まれました。
イザナギはこの三人に役目を与え、
アマテラスは「高天原(たかまがはら)」、ツクヨミは「夜の世界」、スサノヲは「海原(うなばら)」を治めることとなります。

 

『姫神楽』物語り

スサノオは父イザナギの命にそむき追放されてしまう。
居場所が無くなったスサノオは姉のアマテラスを頼って高天原へ行く。
しかし、そこでも目に余る数々の乱暴狼藉をはたらき、
平穏だった高天原はかく乱され不安と恐怖におののく。
弟スサノオの非道な行為に責めさいなまされたアマテラスは天の岩屋に引きこもってしまう。
そのため高天原は光を失い、闇に覆われた世界に一変する。
アマテラスを岩屋から呼び戻そうと舞踊集団「姫神楽」の少女たちが唄い舞う。
届くか、少女達の笑いと歌声、そして祈り……




 

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