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「竹取物語」を題材にしたファンタジックなミュージカル

「今は昔、竹取の翁というものありけり」から始まる「竹取物語」は日本最古の文学といわれる。その物語には謎が多い。

このミュージカルの物語の中では、かぐや姫はたくさんの姉妹の精霊たちにいつも見守られている。人間にはそれが見えない。

 物語の発端は、ある時、月の姉妹の一人、望月が心を持った為に、天帝の怒りをかい、下界へと追放された。それ以降、人間の翁夫婦に育てられ次第に人間の心を獲得していく姫を姉妹たちはずっとみまもっている。しかし月の娘にとって人間とは老いるものであり、死に向かっていくものだった。

そして、同じように天から堕ちた弥彦に出会う。弥彦は諸国をめぐり歌を歌っている。

​初めての恋を知って、この地球上での人生を喜ぶかぐや姫。それは姉妹たちの中で亀裂と葛藤を生んでいく。果たして月の娘たちの運命は。かぐや姫に与えられた最大の罰とは??

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